大阪府福島区に鎮座します福島天満宮(ふくしまてんまんぐう)は
菅原道真をお祀りしている神社で、中でも由緒が深い25社
「菅公聖跡二十五拝」の1社にも選ばれています。
社伝によれば、延喜元年(901年)に菅原道真が、
藤原時平により九州大宰府へ配転させられた際、当地の里人、
徳次郎が旅情を慰めたことをいたく喜ばれ、
この辺りを餓飢島と呼ばれていたのを福島と名づけられたという。
後年、菅原道真が大宰府で失意のうちに死亡したのを聞いたこの地の里人らが、
小祠を建てたのが当社の始まりとされる。