日蓮宗に属するお寺で、
お酒の悩みにご利益があるとされている遊女「かくし」のお墓があります。
墓石をかき取りせんじて飲めば酒乱がなおると言われています。
その言い伝えについては、
遊女「かしく」は日常は従順な女性であったが、酒を飲むと人が変わってしまう酒癖の悪さが有名でした。
ある日、「かくし」の兄が見かねていさめたところ逆上し、あやまって兄を殺してしまいました。
かしくは死罪を申し渡され、市中を引き回されたが、
その途中「油あげ」を所望しそれで乱れ髪をなでつけ斬首されてしまいました。
この事件はすぐ芝居に仕立てられ評判になり、
かしくの墓石をかき取りせんじて飲めば酒乱がなおると言われ参詣人で賑わったという。
お話しが残されています。
お酒での失敗はくれぐれも気をつけないと・・・。
自分自身に言い聞かせています!